フリーランスになったきっかけ
令和元年に当たる今年、考えてみるとなんとフリーランスになってなんと8年目になるので色々振り返ってみました。
フリーランスライターになったきっかけ
2011年、当時宮城県に住んでた自分は3月11日に家の車や近所の線路が流されてしまい、ガス電気水道普及後も外に行けなくなっちゃった中、知人から『ランサーズ』というクラウドソーシングサイト(WEB経由で外注できるサイト)で在宅で仕事をできることを教えてもらったのがきっかけでフリーランスになりました。
バイトより稼げたランサーズ
ランサーズでは最初の月で数万円稼げて、震災前までネイリストになるためにバイトしてた僕にとって在宅でこのぐらい稼げるなら突き詰めた方が稼げると判断し、当時ランサーズにあった1記事数百円の報酬の適当なネット記事を書く、今考えてみるとライターとも言えるのかよく分からない仕事をひたすらこなしてました。
その辺からフリーランスと言うようになったので、正確にいうと3月11日に起業した訳ではなく、電気が使えない時期が結構長くて、在宅で仕事ができるというところに行き着くまで1〜2ヶ月くらいかかっているため、2011年5月か6月くらいかと思います。
WEB制作、マーケティング技術
そんな感じで家に引きこもりながら生活しているうちに、ライターよりも自分でWEBサイト作って運営した方が稼げそうと思い、WordPressとWEBマーケティング周りを勉強したため、自然とWordPressの仕組みやWEBマーケティング(SEO)の技術が数年かけて身につきました。この辺は日々進化するので今もアンテナを張る必要がありますが。
サイトを育てて企業に売る
当時僕がよくやっていたのはニュースメディアみたいなサイトを作って、月数百万PVくらいの人気サイトに育てて、個人で運営できる限界、もしくはサイトとしてのピークだと思ったら企業に売る…みたいなことをしていました。当時は感覚値だけで運営しても割とすぐ人気サイトになった気がします。考えてみると今ある人気サイトも大体この辺に作られたのが多いですよね。
2012年に海外移住
フリーランスとしても結構働けるようになり、「在宅だったら日本じゃなくても良くない?」と考えるようになり、きっかけがありソウルへ移住。なぜソウルだったかというと当時ソウルに住んでた親友が「韓国って犬の服安いから一緒に日本へ売るビジネスをしよう!」と誘われ即答でOKと返事したため…。しかしソウルへ行った時にその人が「自分やっぱりセブ島行くからじゃあね〜」と言われ、そのままなんとなくソウルに住むことに。
住みやすかったソウル
2012年当時のソウルは割と円高で、しかもソウルは…
・Wi-Fi完備のカフェが多い。
・コンセントが使えるカフェが多い。
・24時間営業のカフェが多い。
・カフェにコーヒー1杯で何時間いても怒られない。
・そもそもカフェ自体が多い。
…というMac1台で仕事ができるフリーランスにとってはとても嬉しい環境でした。コワーキングスペースが至るところにあるような環境だったので、友達とのビジネスはなくなったものの、日本に住むよりも住みやすかったので住み続けました。結果1年半くらい住んで半年くらいは東京にも家を借りてソウルと行ったり来たりという生活でした。
写真撮影技術を学び始める
2015年頃から完全に東京に住み始め、とある方へのインタビューの仕事があった際に、カメラを購入し、そこからカメラにハマり、カメラを勉強するようになりました。そんな中ライブハウスで撮影していた際、ライブハウスの方と仲良くなり、ライブハウスのWEBコンサルをするようになり、また別の繋がりで色々なアーティスト、また芸能事務所などの繋がりからカメラの仕事が結構来るようになり、それで考えたのが『スイーツガール』(http://keshi.me/category/sweetsgirl/)という企画です。
アーティストに特化したWEBブランディング+撮影
このようにWEB運営や撮影、マーケティングなどの知識や技術が身に付いてきたため、「これはWEBの仕事」、「これは撮影のお仕事」…と別々に考えるよりも、その技術を1つにまとめて、しかもアーティストやエンタメに特化して、彼らのWEBサイトを作ってあげたり、撮影をしたり、ブランディングや企画のお手伝いをした方が楽しく、彼らにとってもメリットがあるのでアーティストなど芸能に特化したブランディングを行なっています。具体的には…
WEBサイト制作
アーティストさんのHPって見にくかったり、WIXで簡素的に作られてあったりすることが多いので、きちんと作ってあげてます。
写真撮影
HPを作ってあげると写真が必要になりますよね?写真も合わせて撮影しています。アー写や宣材写真、ライブ写真などなど…。
ブランディング
アーティストさんにとってHPの完成ってゴールではなく、どうやって人に知ってもらうか運営も考えてサイトも作らないといけないので、サイト制作とまとめて相談しています。
…などなど、人によっては動画を作ってYouTubeチャンネルを作ってあげたり、ということもあります。ライブハウスが軸なのでインディーズバンドや地下アイドル、個人のモデルさん、劇団…など、会社でも中小系の規模のところが多めですので、どなたでもお気軽にご相談くださいませ。
後半は宣伝になっちゃいましたが、震災をきっかけに突然フリーランスになってしまい、そこから慌てていろんな技術を吸収しましたが、自分が興味あるものを軸に結局それらを関連付けて考える感じが良さげになりました。